維管束【いかんそく】シダ植物と種子植物にあって、師部(普通師管・師部繊維・師部柔組織・伴細胞からなり、同化物質の移動、植物体の支持、養分の貯蓄などの役割をもつ)と木部(道管・仮道管・木部繊維などから構成される組織。水や養分の通り道になり、また植物体を支持する)からなる組織の集まり。
一年草【いちねんそう】春に発芽し、夏から秋に開花・結実して、その年のうちに枯死する植物のこと。アサガオ、ヒマワリなど。
羽片【うへん】羽状複葉の葉で、茎についた小葉の1片。
鋭形【えいけい】植物の葉の先などのゆるやかに尖った形。
栄養繁殖【えいようはんしょく】無性生殖の一。主に植物の栄養体の一部が、母体から分離して新個体を形成する生殖法。地下茎・むかご生じて殖えるものや、挿し木、取り木など人工的に行うものもあり、遺伝的には母体と同一。栄養生殖。
栄養葉【えいようよう】シダ類の葉で、胞子をつくる働きをもたず、光合成を盛んに行なう葉。
液果【えきか】3層からなる果皮のうち、中果皮または内果皮が水分の多い多肉質で柔らかく、熟しても裂けない果実。ブドウなど。
越年草【えつねんそう】普通、秋に発芽して緑の葉で冬を越し、翌年の春に開花・結実して枯死する植物。2年草。ムギ、ダイコンなど。
蓋果【がいか】成熟すると果皮が横に裂け、上部が蓋のように取れ、下部が椀状に残る果実。オオバコ、マツバボタンなど。
外萼【がいがく】⇒副萼
塊茎【かいけい】地下茎の一部が養分を蓄え、肥大化したもの。ジャガイモやコンニャクなど。
花冠【かかん】1つの花の花びら全体。
角果【かくか】細長い円柱形や撥のような形をした果実。細長いものを長角果、短いものを短角果と言う。
核果【かくか】果実の外果皮は薄く、中果皮は多肉質で水分が多く、内果皮は硬く木質になるもの。石果。モモ、ウメ、サクラなど。
萼【がく】花の最も外側の部分。普通緑色をし、外面に毛をもつ。蕾の時は内部を包み保護する。うてな。【図3】
殻斗【かくと】ブナ科の植物の、実の一部または全部を覆う椀状・まり状のもの。
花茎【かけい】地下茎や根から直接出て、ほとんど葉をつけず、花をつける茎。チューリップ、タンポポ、ヒガンバナなど。
花軸【かじく】花がつく枝、または花のこと。
仮種皮【かしゅひ】種皮と種子の間にある、種子を包んでいる薄い膜をいう。種衣。カヤ、イヌガヤ、イチイなどに見られる。
花序【かじょ】茎への花のつき方。花軸上の花の並び方。
花穂【かすい】花が稲穂のように、長い花軸に群がってつく花序。
花托【かたく】花柄の先で花がついている部分。【図4】
花柱【かちゅう】雌しべの、柱頭と子房との間の部分。
果のう【かのう】=果胞。
花被【かひ】萼と花びらの総称。また、その区別がつかないときの両者の呼称。
花柄【かへい】花軸から分かれ出て、その先端に花をつける小さな枝。
花弁【かべん】花びら。【図3】
果胞【かほう】カヤツリグサ科の花のつくりは特殊で、花弁や萼に相当するものはないか、あっても剛毛状に変形している。コウボウムギやカサスゲの花は小さい鱗片の内側に1個ずつあり、とくに、雌花穂の雌しべは袋状のものに包まれている。このような袋を果胞、花のうなどと呼ぶ。
芽胞【がほう】⇒胞子。
仮雄蕊【かゆうずい】葯や花子が発達せず、本来の生殖機能をもたない雄しべ。雌雄異株まは雌雄異花の植物の雌しべに見られる。ウメバチソウ、オオシラヒゲソウなど。。
仮雄しべ【かりおしべ】⇒仮雄蕊。
芽鱗【がりん】葉または花になる芽を覆って保護する鱗状の小片。
稈【かん】イネ・タケなどの、中空になっている茎。
管状花【かんじょうか】花びらが合わさって管状または筒状になる花。花冠は5裂になる。筒状花。
冠毛【かんもう】タンポポやアザミなどの果実の上端に生じる毛状の突起。萼が変形したもの。
帰化植物【きかしょくぶつ】植物が自生地から他地域へ移され、野生化して繁殖するようになったもの。日本ではセイヨウタンポポ、ヒメジョオン、ブタクサなど。
偽果【ぎか】子房以外の部分が肥大発達し、果実の主要部分となっているもの。仮果。花托が発達するリンゴ、萼が発達するザクロなど。
気孔【きこう】維管束植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔(小さな穴)。狭義には隙間だけを言う。光合成、呼吸、蒸散(植物体内の水分が体表から水蒸気として排出される現象)などの際に、空気や水蒸気の通路となる。
気根【きこん】植物の地表に出ている茎あるいは根から出て、空気中に現れている根。
基部【きぶ】土台の部分。ねもとの部分。「葉の??」「花穂の??」
球果【きゅうか】裸子植物の、特にマツ、スギなどの針葉樹がつくる果実。多数の木質の鱗片が重なって球形や円錐形をなすもの。
球距【きょ】植物の花びらや萼のつけ根にある突起部分。内部に蜜腺をもつ。スミレの花びらなどに見られる。
茎葉【けいよう】植物、特に草本植物において、根ぎわに群がる葉とそれより上部につく葉とが異なった場合、後者をさす。
欠刻【けっこく】切れこみ。きざみ。特に、葉のふちにある切れこみ。
堅果【けんか】果実が木質か革質で堅い果実。クリ、ナラ、カシなど。
懸果【けんか】果実の一。心皮が成熟後に中心から離れ、反転して垂れるもの。セリ科の植物に見られる。
広葉樹【こうようじゅ】被子植物のうちの双子葉類の樹木。幅が広く平たく、表裏のある葉をつける。サクラ、クヌギ、ブナ、ミズナラ、カエデなど。
互生【ごせい】植物の葉が、茎の1つの節に1枚ずつ方向を違えてつくこと。
根茎【こんけい】根に似て地中を這い、節から茎や根を出す。ハス、タケ、アマドコロなどに見られる。⇒鱗茎。
根生葉【こんせいよう】植物の茎が極端に短いため、根または地下茎から直接出ているように見える葉。ダイコン、タンポポなど。根出葉。
根帽【こんぼう】根の先がキャップのようになっている部分。ウキクサなどに見られる、
さく果【さくか】子房に数室あって、2枚以上の心皮から成熟してできた果実。成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布する。アサガオ、カタバミ、ヤマツツジ、ヤマユリ、ツリバナなど。
シダ【羊歯】シダ植物の総称。花はなく、胞子によって繁殖するが、特に無性時代の胞子体をさしていう。
子房【しぼう】被子植物の雌しべの基部にあり、膨らんで袋の様になっている部分。上は花柱に、下は花托に繋がる。中には胚珠があり、そこで受精が行なわれ、種子ができると熟して果実になる。【図3】
脂肪体【しぼうたい】種子の外側に付いた脂肪のこと。アリはこれを好んで種子ごと運んでゆき、脂肪体を食べ後の種子は放置するので、結果、種子が散布される。ウスバサイシン、クサノオウ、ムラサキケマンタケニグサ、ママコナ、ヒメオドリコソウ、ミスミソウなど。
雌雄異株【しゆういしゅ】単性花をつける植物で、雄花と雌花が別々の個体につけること。またはその植物。イチョウ、アサなど。
雌雄同株【しゆうどうしゅ】単性花をつける植物で、雄花と雌花とを同一の個体につけること。またはその植物。キュウリ、マツなど。
宿存【しゅくそん/しゅくぞん】萼・花柱などが花期を過ぎても落ちないで残ること。また、葉が冬を通してなお生存すること。
種子【しゅし】種子植物で、受精した胚珠が成熟して休眠状態になったもの。たね。
小花【しょうか】多数の小さい花が密集して1個の大きな花のように見える場合、それを構成する1つ1つの花。キクなどでみられる。
(注)「草花木実」では小さな花を小花と書くことがある。その場合のルビ(ぶりがな)は「こばな」。これは「しょうか」と全く別のものである。
掌状【しょうじょう】指を開いた手のひらの形。
掌状複葉【しょうじょうふくよう】葉柄の先端に数枚の小葉が放射状についたもの。アケビ、ウコギなどの葉。
小穂【しょうすい】イネ科・カヤツリグサ科植物の花穂で、花序の最小の単位となる穂状の枝。
小葉【しょうよう】植物の複葉を構成する小さい葉片。【図2】
真果【しんか】種子の形成とともに子房が肥大してできた果実。ウメなど。【図3】
心皮【しんぴ】種子植物で、雌しべを構成する特殊な葉。胚珠をつける葉の変形したもの。被子植物では合わさって子房を構成する。
唇弁【しんべん】唇形花の、くちびる状の花びら。【図2】
針葉樹【しんようじゅ】針葉をつける樹木。裸子植物のマツ、スギなど。
蕊【ずい】種子植物の、雄しべと雌しべ。
ずい柱・蕊柱【ずいちゅう】ランの花では雌しべの花柱の先に雄しべがのっかている。このように柱頭と雄しべが別々でなく、互いにくっついて1つになっているものをいう。
髄【ずい】植物の茎の中心部の、維管束に囲まれ、柔組織からなる部分。
ストロン⇒匍匐枝。
星状毛【せいじょうもう】星形に枝分かれした毛。
節果【せつか】節豆果のこと。
切形【せつけい】イタドリの葉の基部のように、右と左のヘリが平らである形。
舌状花【ぜつじょうか】下部は筒状で、上部の一部が舌状にのびている花。タンポポなど。【図3】
節豆果【せつとうか】マメ科のクサネム、ヌスビトハギなどのように、熟すとくびれたところからちぎれて落ちる果実をいう。
腺【せん】上皮組織が特殊化したもので、特定の物質を生成・貯蔵・分泌する器官。
腺毛【せんもう】植物の表皮に生じる毛のような突起物。先端が膨らんだものが多い。
蘚類【せんるい】コケ植物の一群。湿った日陰などに群生する。
痩果・そう果【そうか】果皮が堅い膜質で、熟すと乾燥し、1室に1個の種子をもつもの。タンポポ、キク、キンポウゲなど。
双子葉植物【そうしようしょくぶつ】被子植物の一群。子葉は原則として2枚で、葉に網状脈をもち、茎には形成層がある。花びら.萼などの数は4か5、またはその倍数が基本。花弁の合着の有無によって、離弁花類と合弁花類とに二分する。⇒単子葉植物
走出枝【そうしゅつし】⇒匍匐枝。
叢生【そうぜい】草木などが群がって生えること。
総苞【そうほう】花序の基部について花を保護している多数の小さな葉のようなものの集合体のこと。その1つ1つの葉のようなものを総苞片という。
総苞葉【そうほう】総苞のうちで、ふつうの大きさの葉くらいの形態になったものを総苞葉と呼ぶことがある。イチリンソウ、オキナグサなど。
装飾花【そうしょくか】雄しべ・雌しべが退化し、花びらや萼が発達した花。
束生【そくせい】枝や茎の節の間が非常に短くなり、茎の一部から数枚〜多数の葉が出ているようにみえる。叢生ともいう。
側生【そくせい】植物の芽・花・根などが、茎や根の主軸に対して側方につくこと。⇔頂生
袋果【たいか】1枚の心皮から子房が成熟した果実。縫い目状の線に沿って裂け、種子を出す。トリカブト、シャクヤク、コブシ、ホオノキ、オオヤマレンゲなど。
対生【たいせい】葉が茎の1つの節に2枚向かい合ってつくこと。
托葉【たくよう】葉柄またはその基部につく葉状片。
多年草【たねんそう】3年以上にわたって生育する草本植物。
短枝【たんし】節と節の間が年々わずかしかのびない枝。
単子葉植物【たんしようしょくぶつ】被子植物の一群。子葉は1枚で、主に草本。普通茎には維管束が散在し、形成層がなく、茎や根は二次肥大成長を行なわない。根は主にひげ根で、葉には平行脈があり、花の各部分は3またはその倍数が多い。イネ、ユリ、ランなど。⇔双子葉植物
単面葉【たんめんよう】養親が、普通の葉(両面は)の裏側日相当する組織しかもたない葉(ネギ、アヤメなど)。
地下茎【ちかけい】地中にある植物の茎。養分を蓄えたりする。根茎、球茎、鱗茎、塊茎などがある。
中性花【ちゅうせいか】雄しべと雌しべとも退化または発育不完全で、種子を生じない花。アジサイの装飾花、ヒマワリの舌状花など。
柱頭【ちゅうとう】雌しべの先端で雄しべの花粉を受ける部分。ピン状、羽毛状、二股などさまざまだが、いずれも花粉を受けやすい仕組となっている。
長角果【ちょうかくか】細長い角状で、心皮が2枚あり、2室からなる果実。熟すと縦に裂けて種子を出す。タネツケバナ、アブラナ、ハタザオなど。
蝶形花【ちょうけいか】左右相称で蝶に似た形の花。ハギ、フジ、エンドウなど。
長枝【ちょうし】節の間が長くのび、葉も比較的まばらにつく枝。普通に見る枝。
頂生花【ちょうせいか】花軸の先端についている花。 ⇔側生花。
豆果【とうか】1心皮からなる子房でできている果実。成熟後、乾燥すると果皮が裂けて2片に分かれ、種子を落とす。マメ科植物に見られる。
頭花【とうか】小花が頭状花序について大きな1つの花ができあがっているもの。ヒマワリ、タンポポなど。
頭状花【とうじょうか】頭状花序。頭花。【図1】
筒状花【とうじょうか】⇒管状花。【図3】
頭状花序【とうじょうかじょ】無限花序の1。花軸の先端が皿状に広がり、柄のない花を多数密生させるもの。頭花。頭状花。【図1】
ナシ状果【なしじょうか】バラ科のナシの様に、花托や萼片のもとに養分が溜り、多肉質となり、子房の外側を包んでいる果実。梨果とも言う。リンゴやビワなど。
胚珠【はいしゅ】裸子植物の、発達して種子になる部分。被子植物では子房内にあり、裸子植物では心皮についたまま裸出する。内外2枚の珠皮に包まれ、中に胚嚢があり、卵細胞を包む。
被子植物【ひししょくぶつ】被子植物の一亜門。約22万種以上が含まれ、最も進化した植物群。心皮が胚珠を包んで子房となり、重複受精を行なう。双子葉類と単子葉類との大別される。⇒裸子植物。
尾状花序【びじょうかじょ】穂状花序の1型。花軸に柄のない単性花が密について垂れ下がるもの。クリ、クルミ、ハンノキ、ヤナギの雄花などに見られ、花の後は可魚ごと脱落する。
皮目【ひもく】樹木の幹・枝・根などにあり、表面のコルク層を破って割れ目状に見える構造。気孔の代わりに空気を流通させる。皮孔。
風媒花【ふうばいか】風を媒介として受粉する花。スギ、マツなど。
副萼【ふくがく】バラ科のヘビイチゴの花は、萼片の外側にさらに2枚の萼片がある。これは萼片の付属物で副萼あるいは外萼と呼ぶ。
匐枝【ふくし】⇒匍匐枝。
腐生植物【ふせいしょくぶつ】他の生き物の死体や排泄物などを栄養源とする植物。
冬芽【ふゆめ・とうが】晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春にのびて葉や花になる芽。
付属体【ふぞくたい】英語のappendix(=付録)の訳語。植物の種類が違うにつれ、いろいろなものがこの名前で呼ばれるが、例えばテンナンショウの付属体と シャガの花柱の付属体は全く別のものである。だから、全体を含めた学術語としての定義は無い。
仏炎苞【ぶつえんほう】植物の苞のうち、肉穂花序を包む大形のもの。サトイモ科植物に見られる。ミズバショウ、ザゼンソウ、テンナンショウなど。
閉鎖花【へいさか】成熟しても花冠が開かず、自家受粉によって種子を生じる花。閉花。スミレ、カタバミ、センボンヤリなど。
苞【ほう】花あるいは花序のつけ根に出る葉。苞(包)葉。
胞果【ほうか】袋状の薄い膜質の果皮に1個の種子が入り、果皮と種子とは離れている果実。アカザ、イヌビユなど。
胞子嚢【ほうし】シダ植物・コケ植物・藻類・菌類などに形成され、単独で新個体となり得る細胞。芽胞。
胞子嚢【ほうしのう】胞子を内部に生じる袋状の生殖器官。成熟すると破れて胞子を散布する。
胞子葉【ほうしよう】組織の一部から胞子をつくる葉。実葉。芽胞葉。
苞葉【ほうよう】苞。
匍匐茎【ほふくけい】地面を這ってのびる蔓状の茎。チドメグサ、ハイマツ、ハイネズなどに見られる。
匍匐枝【ほふくし】地上茎の基部から出て、地面を這ってのびる蔓状の茎。節のところから根と立つ茎が出て増えてゆく。匍匐茎・匐枝・走出枝・ストロン・ランナーとも呼ぶ。ヘビイチゴ、ユキノシタなどに見られる。
本年枝【ほんねんし】今年になってのびた新しい枝。
ムカゴ 茎のつけ根にできる、多肉で球状の芽。ヤマノイモなど。
葯【やく】雄しべの一部分で、中に花粉が入っている袋。
葯隔【やくかく】雄しべの花糸が両側の葯室の間に挟まれた部分。
油点【ゆてん】ミカン科・オトギリソウなどの葉に見られる半透明の小さな点。細胞間隙または細胞内に油滴がたまったもの。
葉腋【ようえき】葉が茎と接している部分。普通、この部分の茎側から芽が出る。
葉痕【ようこん】葉が落ちた痕。形は葉柄基部が枝につく接点の断面の形によって決まる。科や属によって葉痕の形が決まっている場合が多い。
葉鞘【ようしょう】葉の基部が鞘状になり、茎を包む部分。イネ・カヤツリグサ・チカラシバに見られる。
葉状体【ようじょうたい】体が茎と葉に分化しないもの。ウキクサ、アオウキクサなど。
葉身【ようしん】葉の主要部分。普通扁平な形をしているが、鱗片状や針状のものもある。
葉枕【ようちん】葉柄の、茎につくところにある膨らんだ部分。
葉柄【ようへい】葉の一部で、葉身を茎や枝につないでいる細い柄の部分。
翼果【よっか】果実の一端がのびてできた膜状の翼がある果実。
裸子植物【らししょくぶつ】裸子植物の一亜門。子房がなく、胚珠が裸出しているものが多い。古生代に出現、中生代に繁栄し、化石が多い。現存種はソテツ類、イチョウ類、針葉樹類、マツ類に分けられる。⇔被子植物。
梨果【りか】⇒ナシ状果。
両性花【りょうせいか】1つの花に雄しべと雌しべをもつ花。
鱗茎【りんけい】地下茎の1。節間の短縮した茎に、養分を蓄えた肉厚の鱗片葉が多数重なって、球形や卵形をしているもの。園芸では根茎と言う。ユリ、タマネギなど。
輪生【りんせい】茎の一部に葉が3枚以上つくこと。クルマユリなど。
鱗片葉【りんぺんよう】鱗状に重なる厚い葉。芽を保護する芽鱗やタマネギの鱗茎などに見られる。鱗葉。
鱗葉【りんよう】⇒鱗片葉。
ロゼット【rosette】根出葉が地面に放射状に広がり、バラの花の形を呈すもの。多年草・越年草の冬越しの状態。タンポポ、ナズナ、ヒメジョオン、センボンヤリなど。
主な植物用語の説明 【5】【9】【18】【32】【34】【ウィキペディア】【goo国語辞典】